
お金を増やす方法の一番基本的な方法はなにであるかを問われれば銀行預金と言っていいでしょう。
銀行預金の金利がゼロ以下にならない限りは預金をしていれば少しずつでもお金が増えていくことは確実ですし、例えば投資などの方法でお金を増やす方法と比べて銀行預金は圧倒的に安全性が高いとも言えます。
ただし、銀行預金について一つだけ注意しなければならないのは、ペイオフの制度があることです。
可能性は高くなく、どちらかといえば少ないことですがもし銀行が破たんした場合には預金者はいくらたくさんの銀行預金を破たんした銀行に預けていたとしても1000万円のその利息分しか預金は保証されないことになりそれ以上の預けていた金額は破たんした銀行と共に消えてしまいます。
1000万以上の預金が一つの銀行にあるという人は一つの銀行には1000万円以上の預金を預けないで一行当たりの預金量が1000万円以下になるように銀行を分けて預けておくという必要があります。
銀行預金の中でも中心になるのが、普通預金と定期預金でしょう。
普通預金の特徴は金利が低い代わりに預金の出し入れがしやすくなっており、いわば預金者の財布代わりになるのが普通預金ということができます。
一方の定期預金は決められた一定の時期は出し入れができない代わりに金利が普通預金に比べるとかなり高く設定されています。
数か月程度の短い期間の定期預金もあれば何年にもわたる長期の定期預金もあり、預金者が選ぶことができますが、もちろんのことですが、長期の定期預金の方が金利が高くなっています。
なぜお金を増やす方法の王道が定期預金であるかといえば金利の複利性が活用できるからにほかなりません。
複利とはいわば金利に金利が乗っていくという形でこれは金利が高ければ高いほど効果が高いので、安全性が高く複利性がある定期預金がお金を増やす方法としては確実性が高い証明ということになります。
株式投資やFX投資がハイリスクハイリターンを狙う方法の代表であるということができますが、逆にローリスクローリターンの代表が定期預金と言っていいでしょう。
しかし、金利が低い今の状況を見てみれば定期預金がローリスクローリターンであることには間違いありませんが、普通預金などを比べるとローリスクということは同じであっても定期預金はローリターンではあっても普通預金と比べるとハイリターンであるという言い方もできないではありません。